劇場版「進撃の巨人」梶裕貴が10年かけエレンと1つに、観客の面構えが違う舞台挨拶(イベントレポート)_だいす こ
左から石川由依、劇場撃の巨人梶裕貴、版進林祐一郎監督。梶裕違う舞台だいす こ
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昨日11月8日に公開された「劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACK」。貴がに観公開日に劇場で鑑賞したという石川は、年か「もちろんお話は一度テレビで観てますし、けエレンとつえがイベントレポート演じてもいますし、客の知ってるはずなんですけど、面構全然違いました。挨拶もう最初から鳥肌がすごかったですし、劇場撃の巨人だいす こ目と耳と心にダイレクトに来て、版進進撃を浴びたなっていう」とその迫力を伝える。梶裕違う舞台梶はまだ劇場で作品を観ることができていないそうで、貴がに観石川や観客をうらやみながらも、年か鑑賞後の観客の表情を見て満足げな様子を見せた。けエレンとつえがイベントレポート
同作はテレビでは前後編に分けて放送された「『進撃の巨人』The Final Season完結編」を1本の劇場アニメとして楽しむことができる作品だが、テレビ放送版もシナリオ段階では1本の作品として制作する想定があったのだとか。林監督は「ボリュームがすごすぎて、『これは前後編に分けるしかない』ということで、最終的には前後編になったんですけど。でも結果的にテレビで観る分にはそのほうが観やすくなったと思っている」と振り返った。
アフレコ当時の様子を尋ねられた梶は、2023年6月頃に行われたと言う後編のアフレコに思いを巡らせる。自身の子供がひいた風邪が移ってしまいコンディションの悪い中アフレコに臨んだが、不思議と「進撃の巨人」のアフレコでは声が出たのだと明かした。「ちょうど自分の心身ともにボロボロの感じがエレンとリンクしていたのか、地獄を疑似体験しつつ、すごく心を込めて演じられたっていうのが、今となっては笑い話ですけど」と苦笑い。そして最後のアルミンとのかけ合いのシーンに触れ、「あのときのアルミン役の井上麻里奈ちゃんとのやり取りが、いまだにすごく新鮮に、鮮明に心と頭に焼き付いてますし、あそこで本当の意味でエレンの人間性を理解できたというか。自分の思っていたエレンと10年かけて、1つになれたなっていう感じがあった」とエレンへの思いを語った。
石川は、井上麻里奈と梶との最後のアフレコ前は実感が湧かなかったのだと話す。そして「実際アフレコすると、エレンもですし、この作品自体もミカサの行いによって終わってしまうという悲しさとか、寂しさとか、全部アフレコ中に急に来て。ミカサを演じつつもちょっと自分の気持ちも入りつつ、涙が止まらなくなってしまった自分にちょっと驚いたりもして。でもそれだけミカサとともにここまで一緒に演じてきたんだなっていうのをすごい感じました」と述懐した。
「劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACK」内で「進撃のスクールカースト」が映像化されたことについて話題が移ると、梶はリヴァイに対する林監督のこだわりの強さを伝える。ワイヤーを使っているように動き回るリヴァイのモーションについて林監督は「コンテ上では普通にただ掃除をしていただけなんですけど、レイアウトを見ているとやっぱり兵長を動かさなきゃなと思って」と話し照れくさそうな笑顔。背景などいたるところに仕込まれた小ネタの話で一同は盛り上がり、観客に何度もじっくり観てほしいと訴えかけた。
ここで林監督へのサプライズプレゼントが登場。本日は林監督の誕生日で、「劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACK」のビジュアルがデザインされた大きなケーキが運びこまれた。ケーキをどう切り分けるかと話し合う中、梶がエレンのうなじ付近を切ることを提案し、観客の笑いを誘った。
舞台挨拶も終盤となり、林監督は「もう(アニメの)放送は終わって、原作も終わっているのに、(ファンが)いまだに熱く熱量を持って観てくださっているのは本当に稀有な作品だと思うし、そんな作品に携われたというのは本当に自分の最大の誇りでもあります」と観客に視線を送った。続く石川は、劇場で見た熱量の高いファンや、そんなファンが集まる空間への思いを大事そうに語る。そして「『進撃の巨人』を全身で浴びていただけたらなと思います。これからも『進撃の巨人』、10年以上引きずってください!」とメッセージを届けた。最後に「面構えが違う」という作中のセリフを用いて観客を称えた梶は「諫山創先生の作る唯一無二の、今後二度とないぐらいの作品なんだなっていうことを改めて感じています。そんな作品のエレン・イェーガーという1人の人間を演じさせていただくことができて、本当に幸せだったなと今感じております」と締め括る。そして3人は心臓を捧げるポーズを披露して舞台を去り、舞台挨拶は幕を下ろした。
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